杉並の家

戸建て住宅・設計実例−5

〜天空光の家〜
(OZONE家づくりサポート物件1)

この住宅は、杉並の閑静な住宅地に建つ年配のご夫婦の住まいです。
周囲がアパートや民家で囲まれた旗笠状の敷地において

・陽の光を感じることができ、風通しの良いすまい
・将来の高齢化に対応できる終の住まい

       とすることがテーマの家です。

[光と風]
これらのご要望に対して、家の中心の最も暗くなる場所に吹抜を設け、
この吹抜の上から陽ざしを採り入れるものとしました。
吹抜上部に設けたトップライトは高断熱型、電動のパンダグラフ式で、
上下開閉ができるものとすることで、結露防止を図るとともに煙突効果も
加わり、家中の風通しも良いものとしました。

[高齢化対応]
全ての生活が1階だけでも送ることができるように諸室を配しました。
それぞれ小さなスペースではありますが、リビングダイニングに面するセカンド
リビングは将来のベッドルームに、たたみの間は介護する人の仮眠の場にも
なりうるものとして計画しました。
また、生活の中心となるリビングダイニングの周囲をひと回りできる表動線と
裏動線をつくることにより合理的な生活動線とし、上下階を吹抜けでつなぐこと
により、家のどこにいてもご夫妻の気配が伝わるようにしたものです。


家の中心である吹抜下部のリビングダイニングより
たたみの間、南庭、セカンドリビングを望む


古枕木と芝生の
アプローチ
玄関前:鉄板の門柱と
自転車置場
内外それぞれにベンチを
設けた玄関


たたみの間
上部の吹抜より光が降りそそぐ
リビングダイニング
吹抜見上げ


2階、階段室より吹抜越しに多目的室(書斎)を望む




キッチン:奥は洗面所、浴室 南庭



上:リビング収納
下:ダイニングのエアコン
食品庫とつながるキッチン


アプローチ夕景



建築データ

所在地   東京都杉並区
主要用途   戸建て住宅
家族構成   夫婦
施工   渡辺富工務店
構造・構法   木造(在来軸組)
基礎   鉄筋コンクリートべた基礎
規模   地上2階
敷地面積  135.95u
建築面積   67.69u
延床面積  116.49u
 1階      64.94u
 2階      51.55u 
工程   OZONEコンペ  2003. 2〜2003. 3
基本設計    2003. 4〜2003. 6
実施設計    2003. 7〜2003. 9
工事期間    2003.11〜2004. 6
敷地条件    第1種低層住居専用地域、
準防火地域、第1種高度地区
道路幅員 5.45m 
外部仕上   屋根:サビナシルーフ(亜鉛板)
    密着工法(21年保証) 
外壁:アクリルリシン櫛引き
軒天:モルタル、防汚ウレタン塗
開口部:アルミサッシュ(ブラック)
     木製建具(タモ本実板貼)
外構床:古枕木(アプローチ)
      石英岩乱貼(玄関廻り)
     イペ材
      (南庭デッキ、ルーフデッキ)
内部仕上   リビングダイニング、キッチン、多目的室
  床:フローリング(床暖房用)
  壁:PB アクリルリシンこて塗り
  天井:PB AEP塗り、木製天井
寝室
  床:フローリング
  壁:PB クロス張り
  天井:木製天井     

 


中川龍吾建築設計事務所

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