今回改修した住宅は昭和50年代に建てられた住宅で、外壁廻りと屋根には断熱材(グラスウール)が施工されていたものの、床下は全く断熱材がないものでした。
今回の工事では、次世代省エネ基準に適合する断熱性を確保することで、
将来にわたって快適な住まいとすることを意図したものです。
改修部分の既設断熱材は全て撤去し、外周部壁、床、屋根に面する天井は断熱材を新設し、
サッシは複層ガラスを入れたものにすることで、建物の高断熱化を図りました。
<外周壁発砲断熱材吹付工事>
外周部壁の断熱材は、既存のものより高性能な 水性発泡断熱材を吹付けるものとしました。
吹付けることで隙間なく施工でき、断熱性も高まります。
写真上(2枚):外周部壁面既設断熱材(グラスウール)
外周部壁断熱材吹付
外周部壁断熱材吹付
外壁面に接する金物にも吹付(金物面の結露による防錆対策です)
サッシ廻りの隙間にも充填
<天井・床断熱工事>
屋根に面する天井断熱材 (グラスウール)
床下断熱材(ポリエチレンフォーム)